灼熱到来
こんばんは。
蒸し暑すぎる日々がとうとう始まりましたね。
ひよっこ梅雨前線もあまりの暑さにご実家へ帰られたご様子です。腰抜けめ。
導入にしてはあまりにもテンプレすぎるかもしれませんが、本当に暑いから仕方なくないですか?
全人類・小籠包化計画でも始まってるのかね?って。
アスファルトが熱すぎて、足の裏から性格悪なりそう。
歩くだけでイライラさせるって、僕らは知らん間に真夏の呪いに喧嘩を売ってしまったようですね。
全然うまそうな顔せんとアイス食うてる高校生、おはよう〜。
私は通学が途中までドライブなのですが、
車のドアを開ける時には一度深呼吸をして、覚悟を決めます。
あの一瞬が、僕の中で何よりも「夏」を想起させます。まもなく体が茹だります。
備え付けようかな?
水風呂。
後部座席に。
車内の冷房でも太刀打ちできませんで。
涼を求めるのもまたヒトの本能。
だけど、もっと身体の、魂の、根幹に必要なモノが、足りてない。。。
みんなも足りてないでしょう?
ああ、ヒトは思い出した。
塩・糖・脂
たちまち、それらへの渇望は、魂の叫びへと姿を変えていくのでしょうね。
水分やない、塩分なんや
「熱中症注意!こまめな水分補給を!」
コンビニのポ○リとか、アクエ○アスとか、スポドリ並んでるコーナーのポップにありますよね。
汗をかくたび、己から魂が抜け出していく感覚を覚えます。
何もかもをあの熱気に包み取られ、行き交うヒトらをみな、もぬけのからにする。
あの火照り方に、もはや寒気すら感じる容赦なさを感じます。
ああ、身体が微かに叫んでる。
魂が抜けていく、と。
そのスポドリ、買うたほうがええと。
思わず飲み干すけど、足りない、足りない。。
所詮は気休めに過ぎないのかもしれませんね。
失った魂たちを呼び戻すには、もはやそれなりの儀式を以て取り戻すしか、術はありません。
魂は叫んでいた。
塩・糖・脂が欲しい。
スポドリじゃ満たせない疲れもあります。
麦茶で満たされない心もあるんです。
——-そう。
ここで、救世主の、ご登場なんや。。。。いいいい
山岡家はん、、、、!!
山岡家:ラーメンであり、ラーメンでないもの
この灼熱地獄にラーメンよこしてどないすんねん?と思われた方へ:
大変申し訳ございません。赤ん坊からやり直してください。
山岡家、行かれたことは皆さんございますか?
主にとんこつベースで、特製味噌ラーメンが最近特に人気を博している、赤い看板がセクシーな素晴らしい施設なんですが、
もはや現代における駆け込み寺のようでもありまして、よく沁みる説法の代わりによく染みるギトギトスープがございますんですわ。

あれはいわゆる「ラーメン」というカテゴリに雑に分類して良いモノやないんです。
「形こそラーメンやけど、魂のバイブル」
僕からは、そう形容させてもらいます。
つまり、山岡家は全く違う次元に存在していることとなります。
修行であり、愛。
ワタクシ3太がお住まいの地域で、一番近い山岡家さんは
車で1時間半かかる場所にございます。
「そこまでして何を求めてるんや?」
「ガソリン、もったいないなぁ。」
──全部、聞き飽きた。
愛、執念、覚悟。
全部まとめて僕は、この「巡礼」を、全うするのです。
この距離も全部、信仰心を距離に換算しただけにすぎひんのですよ。
あの場所は、魂の居場所です。
皆さんは、何かに本気で狂ったことはありますか?
ある方は、きっと分かってくれるって思ってます。
アイツを啜れば、その時間も経費も何もかも、帳消しになるんです。
燃費とかは知らん、愛だけがある。
特製味噌を食えそれだけ
まず扉を開けると襲いかかる圧倒的な豚骨の臭い。
花粉症で毎日瀕死のお鼻さんも臨戦態勢をとってしまいます。
券売機での注文ですが、いわゆる「いつもの」があるんで、
購入速度は驚異の10秒切り。僕は世界狙ってるんで。
「いつもの」は、以下の通り:
「特製味噌カタメオオメコイメ 背脂変更 バタートッピング +チャーシュー丼」
普通によく出回ってるカスタムです。僕個人のオリジナリティは何も詰めてません。
でもこれが、間違いなく一番うまい。
変に上手く表現しようとか、そういうのももはやいらない、
ただ、うまい。

スープを掬うレンゲは乗せまくった脂でクッソ重いし、箸には箸とおんなじくらいの太さの麺がどっしり構えてきます。
意識がガッツリ覚醒するあの味噌スープは、さながら伝説となることでしょう。
そして社会を真っ向から否定しにかかるくらい、ドカ盛りのニンニクを加えてください。
オススメはニンニク瓶のスプーン3〜5杯です。
入れれば入れるほど美味い。1+1=2くらい当たり前で、叩き出すうまさは無限∞。
ガッツリ啜って、汗かいて、止まらない箸とは裏腹に、心は浄化されていく。
これは、瞑想と表現しても過言やないと、僕は考えています。
無計画に頼んでるチャーシュー丼、いつも最後苦しい中頬張るけれど、
あれ食い切ってこそ、「漢」になれるってもんヨ。
ああ、食いたなってきたなぁ。
もう今すぐに行きなさい 山岡家はあなたを待っているわ
3太は明日も学校ですが、書いてて本当に食いたくなってきました。
お近くに山岡家のあるという方は、今すぐに行きましょう。
お近くに山岡家がないという方は、今すぐ行きましょう。
きっと明日も暑いし、給料も上がりません。
でも、山岡家はいつでもその濃い濃いスープと背脂で、あなたにバックハグからのジャーマンスープレックスをカマしてくれます。
冷やし中華も、そうめんも、かき氷も、エアコンも、
涼しく過ごしてナンボの夏ですが、汗かいてくっさくなって食う山岡家、いかがですか。
あの満足感は、勲章。
その後の銭湯も、非常に良いモノだったりします。
ひとりでも、友達とでも、恋人とでも。
あなたの人生を、味噌色に彩ってくれることでしょう!
さあ、魂を煮やしてこい!
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